【オハイオ州コロンバス26日(日本時間27日)発】WWEのPPV「エクストリーム・ルールズ」が行われ、WWEの〝女王様〟ことロウ女子王者のシャーロット・フレアー(35)が〝小悪魔〟ことアレクサ・ブリスを下し王座防衛に成功。試合後はアレクサの人形リリーを引き裂き破壊した。
序盤、シャーロットがバッグブリーカーやクローズラインを放って攻撃を仕掛ければ、アレクサからハリケーン・ラナやドロップキックで反撃され白熱の攻防を展開。それでも月面水爆などで徐々にペースをつかむとアレクサのサンセットボムからツイステッドブリスのコンボ攻撃にも耐え、最後はコーナーにいたアレクサの〝相棒〟人形リリーを放り投げて隙を作り、ビッグブーツからナチュラル・セレクションを叩き込んで勝利した。
すると勝利に酔う狂乱の女王様はまさかの暴挙に出る。アレクサの小さなお友達(リリー)を「バカな人形」とののしりながら引き裂いて破壊し、怒り襲い掛かるアレクサを解説席に投げつけて蹴散らしたのだ。あわれアレクサはバラバラになった〝お友達〟を悲鳴を上げながら拾い集める。人の恨みは時に呪いより恐ろしい結果を生むだけに、むしろ勝った女王様の今後が心配される。