60年操業の高炉休止、苦境の呉 労働者3千人に影響

日本製鉄は9月末、経営合理化のため、瀬戸内製鉄所呉地区(広島県呉市)の高炉を休止する。2年後には全面閉鎖する方針で、関係会社も含め労働者約3千人のうち半数が職を追われる見込みだ。約60年間、操業を支え、恩恵を受けてきた地元は苦境を迎えている。

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