【横浜DeNA】東克樹、767日ぶりに「やってやるぞ」 術後のリハビリ克服…満を持して1軍先発

復帰戦に向けてキャッチボールで調整する東=横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」(球団提供)

 昨年2月に左肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた横浜DeNAの東克樹投手(25)が、28日のヤクルト戦(神宮)で先発する。2019年8月23日の巨人戦以来、767日ぶりのマウンドに向けて「1軍は素晴らしい場所。ここでプレーしてこそのプロ野球選手。やってやるぞという強い気持ちが湧いている」と意気込んだ。

 4年目左腕は24日から1軍に合流しており、登板前日の27日は神奈川県横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」でキャッチボールや短い距離のダッシュで調整した。木塚投手コーチは「東らしいストレートと、以前のように打者と勝負する姿を見せてほしい」と期待した。

 東は1年目の18年に11勝を挙げて新人王に輝いたが、翌19年は左肘痛から7試合の登板にとどまり、20年2月に手術を受けた。今年7月11日のイースタン・リーグのロッテ戦で実戦復帰。ここまで2軍で7試合に登板し3勝0敗、防御率1.95と安定した成績を残していた。

© 株式会社神奈川新聞社