先代ソリオオーナーが羨む新型ソリオの魅力とは!? その答えは後席の快適性と十分すぎるUSBポートにあった

スズキ ソリオやトヨタ ルーミーといったプチバンが大人気となっている。軽自動車より広く、かといってミニバンよりはコンパクトと程よいサイズが支持されているのだ。じつは筆者も先代ソリオバンディットを愛用しているのだが、新型ソリオに対して羨ましいと感じるポイントがいくつかあるのだった。果たして先代ソリオオーナーが羨む新型モデルの魅力とは!?

スズキ 新型ソリオバンディット HYBRID MV

同じ型のソリオを2度も購入! 最大の魅力は扱いやすいサイズと広すぎる車内にあり

2代目モデルに引き続き後席に両側スライドドアを採用。ノーマルモデルとやんちゃ仕様のバンディットをラインアップしている

筆者は2015年式のソリオバンディットを愛用中だ。2020年に中古車で購入したのだが、じつは2016年に新車でも手に入れていた。そう2度目の所有なのだ。ちなみにその間、三菱 パジェロに乗ったりと、愛車選びに一貫性がない人間でもある。

絶妙なボディサイズ、そして大人2人が車中泊できる広大な車内スペースが魅力

わざわざ同じクルマを再び購入したのには、いくつか理由がある。最大の決め手は扱いやすいサイズだ。というのも先代ソリオは全幅1625mmに抑えており、一般的な5ナンバーサイズのモデルよりもひとまわり小さく設計されている。わずかにも思えるこの差が、狭い道でのすれ違いなどではかなり効くのだった。

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先代ソリオの後席は前後スライド機構やリクライニング機能も装備

それとコンパクトでありながら、ミニバンをも凌駕する車内の広さにある。2列目シートは身長175cmの筆者が足を組んで座っても余裕であり、シートアレンジされ行えば大人二人が車中泊を楽しめるほどのスペースの持ち主なのだった。

ひとことで行ってしまえば、ソリオは文句のつけようのないクルマである。だが、そんな魅力いっぱいの先代ソリオだが、新型モデルに対して、羨ましいポイントもあるのだった。今回はそれをご紹介しようというワケだ。

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新型ソリオだけ! 後席サーキュレーターがとにかく羨ましい

純正装着のため出っ張り感もなく、自然な仕上がりだ

もっともイイなと思うのが、後席用のサーキュレーターの存在だ。新型ソリオの天井には、前席の涼しい空気をリアシートに送り込む装置が設置されているのだ。

ソリオの魅力は広い車内と冒頭に述べたが、リアシート用のエアコン吹き出し口がなく、夏場は涼しくなるまでに時間を要してしまうのだ。ところが、新型ソリオはサーキュレーターが装備されているために、夏場でも後席の快適性はバツグンなのだった。

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USBポートの数は3倍! 新型ソリオは充電設備が超充実

そしてもう一つが充電設備の充実さである。先代ソリオはメーカーオプションナビを装着すれば1つ備わっていた。当時はこれで十分であったが、今や充電するアイテムは身の回りにたくさんあり、正直に言えば足りいのだった。

ところが、新型ソリオはまずフロントに充電用のUSBポートが2つ、そしてナビとの接続用が1つ備わっているのだ。そして後席右側にはAC電源まで備わっており、先代オーナーとしてはかなり羨ましいのだった。

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今回は先代ソリオオーナーが羨む、新型ソリオの羨ましいポイントをご紹介してきた。先にも述べた通り、先代ソリオでも十二分な完成度である。だが、後席の快適性や充電設備を考えると、やはり新型ソリオに軍配が上がるのだった。

これから買い替えを検討しているユーザーはこの記事を参考にして欲しい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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