【欧州CL】メッシPSG初弾!「MNM」さらなるゴール量産に期待

ゴールを決めたメッシ(左)を祝福するネイマール(ロイター)

【フランス・パリ28日(日本時間29日)発】欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグA組でパリ・サンジェルマン(フランス)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)がホームのマンチェスター・シティー(イングランド)戦で待望の移籍後初ゴールをマークした。

この日はメッシとブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・エムバペの「MNM」が3トップで先発した。前半8分にMFイドリッサ・ゲイのゴールで先制すると、迎えた後半29分、メッシがドリブルで右サイドから中央へ切り込み、FWキリアン・エムバペとのワンツーを経て左足で追加点を奪取。2―0の勝利に貢献した。

メッシは「ゲームに勝つことが非常に重要だった。得点できてうれしい」とし「ホームでまだ2試合目の出場にすぎないが、私はチームに適応している。私たちは一緒にプレーすれば、するほど良い関係になっていくでしょう。みんなで成長し、改善し、最善を尽くし続ける必要がある」とコメントした。

CL1次リーグ初戦(15日)のクラブ・ブリュージュ(ベルギー)戦では、初めて「MNM」が結成されたものの、期待された3人のコンビネーションは見せられず、試合も引き分けるなど〝最強3トップ〟に疑問の目が向けられ、元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏も「3人揃うと弱くなったように見える」と酷評していた。しかし、この試合では好連係を示し、周囲の不安を一蹴した。

パリSGのマウリッシオ・ポッチェティーノ監督は「素晴らしい試合をしてくれた。選手たちをたたえたい」と話していたが、今後はメッシを中心にさらなるゴール量産が期待できそうだ。

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