ブレーブスが首位攻防3連戦に先勝 4連覇へマジック3

【フィリーズ1-2ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

ブレーブスとフィリーズによる熾烈な優勝争いが続いているナ・リーグ東部地区では、今日から首位攻防の直接対決3連戦がスタート。その初戦はブレーブス先発のチャーリー・モートンが7回101球を投げて被安打3、奪三振10、与四球2、失点0という素晴らしいピッチングでザック・ウィーラーとの投げ合いを制し、チームを勝利に導いた。この結果、首位ブレーブスと2位フィリーズのゲーム差は3.5に拡大。ブレーブスは地区4連覇に向けてマジック3となった。

3回裏一死2・3塁からホルヘ・ソレアーのタイムリーで2点を先制したブレーブスは、先発のモートンが1回表無死1・2塁に続いて4回表二死1・2塁のピンチも脱出。5回以降は1人しか走者を出さず、7イニングを3安打無失点に抑える快投を見せた。一方、フィリーズ先発のウィーラーも3回裏に2点を失ったとはいえ、サイ・ヤング賞候補に相応しい見事なピッチング。6回裏無死1・2塁のピンチを無失点に抑え、モートン同様に7イニングを投げ抜いた。

試合はブレーブスが2点をリードしたまま最終回を迎え、ブレーブスはクローザーのウィル・スミスを投入。フィリーズはエラー絡みで一死満塁のチャンスを作り、ディディ・グレゴリアスの犠飛で1点を返したが、最後はスミスがフレディ・ギャルビスを空振り三振に仕留め、1点のリードを死守した。モートンは今季14勝目(6敗)、スミスは今季36セーブ目をマーク。ウィーラーには今季10敗目(14勝)が記録された。

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