マリナーズが3連勝 WC圏内まで0.5ゲーム差に急接近

【アスレチックス2-4マリナーズ】@T-モバイル・パーク

20年ぶりのポストシーズン進出を目指してワイルドカード争いに加わっているマリナーズは、アスレチックスを4対2で破って3連勝。対アスレチックスの連勝を11に伸ばし、ワイルドカード争い2位のレッドソックスまで0.5ゲーム差に急接近した。マリナーズ2番手アンソニー・ミセビッチが今季5勝目(5敗)、6番手ドリュー・ステッケンライダーが今季12セーブ目をマーク。アスレチックス2番手ユスメイロ・ペティートに今季3敗目(8勝)が記録された。

マリナーズは不振が続く菊池雄星を先発ローテーションから外し、中2日でタイラー・アンダーソンが先発。4回表にアンダーソンがチャド・ピンダーに5号ソロを浴び、先制を許したものの、4回裏にジェイク・フレイリーの2点タイムリー二塁打ですぐさまリードを奪った。6回裏にトム・マーフィーのタイムリーで1点を追加すると、7回表にトニー・ケンプのタイムリーで1点を返されたが、7回裏にミッチ・ハニガーが38号ソロを放ち、再び2点をリード。ハニガーはこの一発で通算100本塁打を達成した。

8回表は5番手ポール・シーウォルド、9回表は6番手ステッケンライダーが走者を出しながらも無失点に抑え、4対2で逃げ切り。レッドソックスとのゲーム差を0.5に縮め、20年ぶりのポストシーズン進出に向けて一歩前進した。今季は残り4試合(アスレチックス1・エンゼルス3)。ワイルドカード獲得の可能性を残した状態でレギュラーシーズン最終戦を迎え、10勝目を狙う大谷翔平(エンゼルス)と対戦することになるかもしれない。

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