大谷が2安打2盗塁 「45-25」と今季100得点を達成

【エンゼルス7-2レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

エンゼルスは2対2の同点で迎えた6回表にジャック・メイフィールド、ジャレッド・ウォルシュ、フアン・ラガレスのタイムリーなどで4点を勝ち越し。9回表にもブランドン・マーシュの犠飛で1点を追加し、7対2でレンジャーズを破った。エンゼルス3番手ホゼ・キハーダが6回裏無死1・3塁のピンチを三者三振に抑える好リリーフを見せ、今季初勝利(2敗)をマーク。レンジャーズ先発のテイラー・ハーンは6回途中4失点で今季6敗目(6勝)を喫し、レンジャーズは今季100敗に到達した。

チームが快勝を収めるなか、大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場し、見逃し三振、セカンドゴロ、ファーストへの内野安打、セカンドゴロ、ライトへのヒットで5打数2安打。ヒットを打ったあとはいずれも二盗を決め、1試合2盗塁をマークした。この結果、大谷は今季45本塁打、26盗塁となり、ア・リーグ史上2人目となる「45-25」(45本塁打&26盗塁)を達成。1998年に46本塁打、29盗塁をマークしたホゼ・カンセコ(ブルージェイズ)以来の快挙となった。

また、メイフィールドのタイムリーで勝ち越しのホームを踏み、今季100得点も達成。エンゼルスでは2019年に110得点をマークしたマイク・トラウト以来2年ぶりの快挙であり、1998年のカンセコは100得点を達成していないため、45本塁打、25盗塁、100得点を同一シーズンにクリアするのはア・リーグ史上初となった。サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)と3本差になった本塁打王争いはもちろん、あと2に迫る100打点の達成も期待したい。

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