大谷自己最多117球の熱投で9勝目 打撃は4打数0安打

【レンジャーズ2-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは先発の大谷翔平が自己最多となる117球の熱投で7イニングを投げ抜き、被安打7、奪三振8、与四球2、失点2の好投を披露。1点のリードを2番手スティーブ・シーシェックと3番手ライセル・イグレシアスが守り抜き、3対2でレンジャーズを破った。この結果、大谷は今季9勝目(1敗、防御率2.97)をマーク。イグレシアスに今季30セーブ目が記録され、レンジャーズ2番手デニス・サンタナは今季4敗目(2勝)を喫した。

大谷は打球が右手に当たるアクシデントがあったものの、続投して1回表二死1・2塁のピンチを脱出。2回表一死1塁からジェイソン・マーティンに6号同点2ランを浴びたものの、4回表一死2・3塁のピンチを無失点に切り抜けるなど、その後はレンジャーズ打線に得点を与えなかった。要所でギアを上げ、速球の球速が今季初登板以来となる100マイル超えを記録する場面も。7回2失点の好投で9勝目を挙げ、自身初となる2ケタ勝利に王手をかけた。

一方、打撃では精彩を欠くパフォーマンスが続いており、今日も2番打者としてスタメン出場したが、セカンドゴロ、サードゴロ併殺打、ライトフライ、空振り三振で4打数ノーヒット。日本時間8月31日のヤンキース戦で42号ソロを放ったのを最後に11打数連続ノーヒットとなり、打率は.258、OPSは.970まで下がってしまった。直近8試合で放ったヒットはソロ本塁打2本だけ。その期間中、28打数2安打(打率.071)とスランプが続いている。

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