東京五輪で日本のメダルを阻止したアセンシオにアーセナルが興味 リバプールと争奪戦か

マルコ・アセンシオ(ロイター)

東京五輪サッカー男子準決勝で日本を沈める決勝ゴールを決めたスペイン1部レアル・マドリードのMFマルコ・アセンシオ(25)争奪戦が勃発すると、同国メディア「デフェンサセントラル」が伝えている。

イングランド・プレミアリーグのリバプールが来年1月にアセンシオの獲得を希望し、本人も出場機会を増やすため、移籍を求めていると報じられている中、同メディアによると、同リーグで日本代表DF冨安健洋(22)が所属しているアーセナルが東京五輪にオーバーエージ(OA)枠で参戦したスター選手の争奪戦に加わるという。

アーセナルはかねてチームでの現状に不満を持っているアセンシオを調査してきたが、ミケル・アルテタ監督と、Rマドリードから完全移籍してきたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが獲得を熱望。後半戦の巻き返しを実現するため、来年1月に解禁となる移籍市場に照準を合わせている。

今季のアーセナルはスタートダッシュに失敗し、現在10位ながらリーグ6試合で得点5と攻撃陣に不安を抱えていることに加え、以前からドリブル能力に優れ、スピードのあるウインガーを探していたことからアセンシオは適任というわけだ。五輪での活躍以降、多くのクラブが興味を示しており、今後の動向が注目されそうだ。

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