マリナーズが対アスレチックス12連勝 WC圏内と0.5差

【アスレチックス2-4マリナーズ】@T-モバイル・パーク

20年ぶりのポストシーズン進出を目指すマリナーズは、アスレチックスを4対2で破り、本拠地での3連戦をスイープ。これで対アスレチックス12連勝となり、今季の対戦を15勝4敗で終えた。ワイルドカード争い2位のレッドソックスが勝利したため、ゲーム差は変わらなかったが、ワイルドカード圏内との0.5ゲーム差をキープ。一方、シーズン終盤の勝負どころでマリナーズに負け続けたアスレチックスはポストシーズン進出の可能性が完全に消滅した。

アスレチックス先発のフランキー・モンタスとマリナーズ先発のローガン・ギルバートの好投により5回まで両軍無得点となった一戦は、6回表にトニー・ケンプの7号ソロでアスレチックスが先制。しかし、マリナーズは直後の6回裏にアスレチックスの2つのエラーで一死1・2塁のチャンスを迎え、ジャレッド・ケルニックの2点タイムリー二塁打で逆転に成功した。

7回表にセス・ブラウンの18号ソロで同点に追いつかれたものの、7回裏にタイ・フランスの犠飛で勝ち越し。8回裏にはエイブラハム・トロの11号ソロで貴重な追加点を奪い、2点リードの最終回はクローザーのドリュー・ステッケンライダーが締めくくった。ワイルドカード3位のマリナーズは、1位ヤンキースと1ゲーム差、2位レッドソックスと0.5ゲーム差、4位ブルージェイズとも0.5ゲーム差という状況。熾烈なワイルドカード争いを制し、2001年以来となるポストシーズンの舞台へ進むことができるか注目だ(今季の残り3試合はエンゼルス戦)。

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