巨人入団1か月で…ハイネマンが〝謎の体重減少〟で帰国 テームズ&スモークに続く誤算

来日1か月で帰国となったハイネマン

巨人は30日、8月に加入したばかりのスコット・ハイネマン外野手(28)が「体調不良」のため、近日中に米国へ帰国することを発表した。

球団の説明によると、ハイネマンは8月21日に来日して以降、体重が大幅に減るなどの変調を訴え、今月25日に東京都内の医療機関で検査を受けたものの、ハッキリとした原因は判明しなかったという。27日には出場選手登録を抹消。米国で改めて診断を受けるため、10月1日以降に帰国することを決めたという。

ハイネマンは今月11日の中日戦(東京ドーム)で一軍デビュー。出場10試合で打率1割6分、0本塁打、2打点の成績だったが、フェンスにぶつかりながら何度も好捕するなど全力プレーでチームを鼓舞していた。

それにしても、負の連鎖が止まらない。昨オフに加入したテームズはデビュー戦でアキレス腱を断裂し、すでに帰国して退団。スモークも新型コロナ禍の影響で家族が来日できないことなどを理由に、6月に電撃退団した。新助っ人が不在となった中で緊急補強されたハイネマンまでシーズン佳境で姿を消す事態となった。

なお、再来日の予定は米国での診断結果などを加味して検討される。

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