伍代夏子 半年ぶりに観客前で歌唱し「号泣」 3月に発声障害を公表

写真展のメディア発表会を行った伍代夏子

歌手の伍代夏子(59)が9月30日、東京・tokyoartsgallaleyで初の写真展「残像~アフターイメージ~」(1日~17日)のメディア発表会を開催した。3月にけいれん性発声障害(喉のジストニア)と診断されたことを発表したが、前日29日に約半年ぶりに客の前で歌唱し「号泣していました」と明かした。

今年デビュー40周年ということにちなんで、40点の写真が展示されている。主に撮っているのは動物や昆虫、自然のものばかり。夫の杉良太郎や歌手仲間などを被写体にすることはない。その理由について「(杉は)しゃべるでしょ。映りが悪いとか。演歌歌手仲間もいろいろ撮ったけど、しわ消してとか。しゃべらないものしか撮らない」

また、ジストニアに関しては「治ってないんですけど、治らないんですって。今のところ慣れてきました。歌えるところから歌っていこうと」と告白。29日に行われた「第48回歌謡祭」の収録で約半年ぶりにステージに立って歌唱した。

「号泣していました。うまくいったので、これを自信に、これからは(声が)出なくなると思わないように、頑張っていこうと思います」と誓った。10月開催のコンサートにも出演する予定だという。

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