西武は30日、オンラインによる編成会議を開き10月11日のドラフト会議に向けたリストアップ作業を行った。
会議後、取材に応じた渡辺久信GMは「(リストアップしたのは)70~80人。(候補)選手の現状とか(ドラフト当日の)シュミレーションや他球団の動向とかをやった」と現状を説明した。
現在、チームは残り20試合で借金13を背負いパ・リーグ5位に低迷している。チーム防御率4・11は今年もリーグワーストという状況を見れば最優先事項はやはり投手補強だろう。
渡辺GMは「当然ピッチャーは先発もそうですし、右も左も補強ポイントになってくる」としながら「ピッチャーもそうですし、野手もそう。いろいろなポジション、それぞれで補強ポイントがある」とコメント。
来年以降からいよいよ始まる森、外崎、山川、源田といった主力野手のFAイヤーに備えなければいけない難しい舵取りについても触れた。
全体的に大きな目玉のいない1位の絞り込みはドラフト当日まで難航が予想されるが、全体の指名人数は「本指名、育成合わせて10人くらいになるんじゃないか」(渡辺GM)としていた。