中日が巨人に5年ぶり勝ち越し 与田監督「他球団にもそういうふうになれるように」

中日・与田監督

中日は30日の巨人戦(バンテリン)に1―0で勝ち、今季初の同一カード3連勝。巨人戦は12勝10敗3分けでフィニッシュとなり、カード勝ち越しを決めた。

「先制点を取られると試合運びが難しくなる。何とか粘っていって味方が点を取るまで頑張ろうと思っていた。今日はまっすぐが走っていて木下がしっかりとリードしてくれた」という先発・大野雄が巨人打線を7回無失点。5回一死満塁から岡林の内野ゴロの間に挙げた1点を又吉―R・マルティネスとつないで守り切った。「前回、今回と球数が少なかったんですけどいい調整をしてくれたんじゃないか」と与田監督は7勝目を挙げたエースの力投をたたえた。

巨人戦のシーズン勝ち越しは2016年以来5年ぶり。「素直にそこは選手は自信持っていいと思いますし、他球団にもそういうふうになれるように(したい)」という与田監督だが「あと1、2点は欲しかったところですね」と1点しか取れなかった打線への注文も忘れなかった。

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