【日本女子OP】2日目中止は稲見に〝恵みの雨〟か「ショットを修正する時間はある」

稲見萌寧

女子ゴルフの稲見萌寧(22=都築電気)が、悪天候による国内メジャー「日本女子オープン」2日目(1日、栃木・烏山城CC=パー71)中止を前向きにとらえた。

稲見は「(天候が)厳しい状態が続いていたので、集中しようとはしていたんですけど、練習場に水が溜まって打てない状態が続いていたりとかもあって、ちょっと厳しすぎるかなとは思っていました」と中止決定前からこの日のプレーは難しいと考えていた。それだけに「こういう結果になって、明日からは平等にできるので、良かったんじゃないかなと思います」と歓迎した。

個人にとっても〝恵みの雨〟となる可能性もある。初日(9月30日)の第1ラウンド(R)は持ち味の正確なショットが発揮できず、1アンダーの30位とやや出遅れた。2日目が中止になったことで修正に時間を費やせるとあって「少しでも何とかできればいいと思いますし、このあとは練習場に行って調整します。明日からは天気が良いのでなるべくスコアを伸ばしたいと思います」と巻き返しを誓った。

また大会連覇を目指す原英莉花(22=日本通運)は初日3アンダーの4位と好スタート。中止を受けて「長丁場になるなとは思いますが、月曜日が日曜日のつもりでしっかりと頑張りたいと思います」と語った。2日目の中止で2日に第2R、3日に第3R、4日に最終Rが行われる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社