株式会社ビバホームが「猪名川物流センター」を稼働、将来的にはアークランドサカモト株式会社(新潟県三条市)の「ホームセンタームサシ」へも商品供給

猪名川物流センター

株式会社ビバホーム(埼玉県さいたま市)は1日、ホームセンター「ビバホーム」の西日本店舗への物流拠点として、4日から「猪名川物流センター」(兵庫県猪名川町)を本稼働することを発表した。将来的には、アークランドサカモト株式会社(新潟県三条市)が運営する「ホームセンタームサシ」への商品供給も行い、グループ全体でのシナジー創出を目指す。

「猪名川物流センター」は、2021年8月竣工。建屋面積が約15万8,646平方メートル。ビバホームの賃貸面積が約5万4,778平方メートル(1階・2階)。仕分けセンターと保管センターの機能を兼ね備え、前者は4日から、後者は11月15日から稼働する。管轄店舗は中部・関西・九州のビバホーム29店舗で、輸入商品の西日本店舗への共有効率化や、最新設備導入による庫内業務効率化を目的とする。

グループでのシナジーのイメージ

西日本店舗への出荷を集約し、東日本エリアからの長距離輸送を削減するとともに最新の物流設備を導入し、仕分けの効率化を実現した。これにより、2022年度は年間2億円の物流費用削減を見込む。

また、将来的にはアークランドサカモトの国内主要3拠点のエリア最適化を行い、グループ全体で年間5億円超の物流費用削減を目指すという。

猪名川物流センターに導入された、バケットスタッカークレーン(自動倉庫)

同じく、電動式パレットラック(パレット自動倉庫)

同じく、トレイ化ステーション(店別一次検品)

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