株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)の「プチポテト」シリーズが日本パッケージングコンテストで菓子包装部門賞、環境負荷低減のフィルムが評価

プチポテト」シリーズ

株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)は、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「2021 日本パッケージングコンテスト」において、「プチポテト」 シリーズが菓子包装部門賞を受賞したと発表した。プラスチック削減とバイオプラスチック採用によりトータルで二酸化炭素削減に寄与している点を評価され、同社として4年連続の受賞となった。

「プチポテト」シリーズは1999年2月に「うすしお味」、「コンソメ味」、「のり塩味」の3品で販売を開始。持ち運びが便利で携帯性が高いほか、無駄なく食べきれる適量サイズの商品として誕生し、今でも子どもから高齢者まで好評だという。

また同社では製品の品質を維持しながら環境負荷低減につながる活動に取り組んでいて、「プチポテト」シリーズにおいても、包装フィルムの薄物化を行う際に材質についても見直しを行い、フィルムの一部に植物由来プラスチックのバイオPETフィルムを採用した。これにより、外装フィルムの薄物化で年間約15トンのプラスチック削減、バイオフィルム採用で年間約64トンの温室効果ガス削減が期待できるようになった。

日本パッケージングコンテストは、時代と社会の要請に対応した、生活文化に優れたパッケージおよびその技術の開発普及などを目的に毎年開催されていて、今年で43回目。材料、設計、技術、デザイン、ロジスティクス、販売促進、アイデア、環境対応、 適正包装など、あらゆる機能から各部門の年間の優秀作品を選定している。

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