中日・福田 横浜高後輩の阪神・伊藤将から意地のバックスクリーン弾「甘い球は積極的に」

5回に豪快な7号ソロを放った中日・福田

やられっ放しでは終わらない――。中日・福田永将内野手(33)が1日の阪神戦(甲子園)に「5番・左翼」で先発出場。2点ビハインドの5回の先頭で、相手先発・伊藤将の投じた内角真ん中への127キロカットボールを一閃。大きな放物線を描いた打球は、バックスクリーンへ突き刺さる7号ソロとなった。

横浜高の後輩・伊藤将にはこの打席まで4打数無安打と完全に抑え込まれていただけに、反撃のノロシとなる本塁打を放ち、やっと先輩の意地を見せた格好だ。出場16試合ぶりのアーチに「甘い球は積極的に打っていこうと思っていた。感触はあまり良くなかったが、風に助けてもらいました」と話した。

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