中日・笠原 5回5失点KOで今季初黒星 またも2年ぶり白星ならず「ボール先行の投球に…」

中日・小笠原は阪神・マルテにも一発を浴びた

2年ぶりの勝ち星が遠い…。中日・笠原祥太郎投手(26)が、1日の阪神戦(甲子園)で先発したが、2発を浴びて5回4安打5失点KO。今季初黒星を喫した。

立ち上がりは順調だった。初回、2回は三者凡退に仕留めるなど序盤は無安打の好スタート。ところが、中盤になると〝別人〟に。4回無死一塁で大山に中越えに先制2ランを被弾すると、5回二死一、二塁ではマルテに左翼ポール際へ特大のダメ押し3ランを浴びた。

2019年に開幕投手を務めたが、不整脈の手術やけがの影響もあり一軍から遠ざかっていた。9月15日に766日ぶりに復帰登板を果たしたが、今季3試合目の登板でも白星はつかめず「ボール先行の投球になってしまった…」と肩を落とした。

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