イニエスタがプレーの〝神髄〟を告白「考えてからでは遅すぎる」将来のバルサ復帰も

アンドレス・イニエスタ

J1神戸に所属するスペイン1部バルセロナ出身の元同国代表MFアンドレス・イニエスタ(37)が英「BBC」のインタビューに応じ、プレースタイルの〝神髄〟について明かしている。

2018年から神戸でプレーしているイニエスタは「私は、自分自身をゲームの数歩先に読む直感的なプレーヤーだと思っています。おそらく私の強みであり、可能な限りそれらを活用しようとしています」と話した上で「起こっていることを頭の中で処理していることがあります。説明するのは難しいです。自動的に起こります」と本能的に判断しているという。

さらに「私は若いころから繰り返し学んでいたからできる可能性があります。サッカーでは、考えてからでは遅すぎるのかもしれません」と自身のプレーの〝神髄〟を明かしていた。

その一方で、選手としてのキャリアを終えた後、バルセロナにコーチや監督として復帰したいかを聞かれると「それは私が望むもの。何よりも長年過ごしたクラブなので、それを実現したいと思います」とし「実際に何が起こるかを理解するのを難しくする多くの要因があります、しかし、私が望むかどうか私に尋ねるならば、答えはイエスです」と話した。

ただ、指導者になるかはまだ決めていない。「コーチをしたいときもあれば、自分の興味が他の方向に向かっていると思うときもある」とし「プロとしての仕事を終えたら、コーチの免許を取得したいと思っていますが、将来、活用するかはわかりません。朝起きて『これをやりたい』と思うことはないので今はプレーやトレーニングを楽しみ、今後どうなるか見ていきます」と語った。

イニエスタは5月に神戸と2024年1月末まで契約を延長。神戸にさらなるタイトルをもたらしたいという。「私の体ができる限り、競争し続けたいです。サッカーを楽しみ続けることができるように、良い状態を保つことは重要です。クラブの歴史の中で2つのタイトル(2019年度天皇杯、2020年スーパーカップ)しか獲得できなかったので、今シーズンもここで歴史をつくり続けたい」とし、さらなる活躍を誓っていた。

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