文才も発揮し始めたGENERATIONS・片寄涼太

人気グループ・GENERATIONSのボーカル・片寄涼太が、初の著書「ラウンドトリップ 往復書簡」(新潮社)を10月29日に発売することを、各メディアが報じた。

各メディアによると、同書は10年来の親交がある作詞家・小竹正人氏との書簡集。二人の出会いや懐かしい出来事、家族の話や恋愛観、結婚観などを赤裸々につづっているという。素の片寄がたっぷり詰まった1冊に仕上がり、撮りおろしのグラビア16ページも収録されているという。

片寄は「ちょっぴりお恥ずかしい内容もありますが、自分らしい心の内を小竹さんにも引き出していただきながら、表現出来たのではないかと思っています」とコメント。

執筆の苦労について「コロナ禍で人に会えなかったこともあり、エピソードが出来づらい状況でした。ですが日常の些細(ささい)なことから感じたことを積み重ねていくうちに、当たり前の日々が違った景色に変化していったように思います」とした。

大阪生まれの片寄は、2010年に「VOCAL BATTLE AUDITION 2」に参加しファイナリストとなるも落選。その後、現所属事務所が運営するスクール・EXPG大阪校に特待生として通った。

11年7月、GENERATIONSの候補メンバーとして始動し12年4月、GENERATIONSの正式メンバーとして始動。

音楽活動のみならず、14年7月にドラマ「GTO」(フジテレビ)で俳優デビュー。その後、菅田将暉主演で話題になったドラマ「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」(19年、日本テレビ)、映画「兄に愛されすぎて困ってます」(17年)などに出演している。

「ボーカリスト、俳優としての才能はすでに世間が知るところだが、文才も持ち合わせていたようで、今後、執筆業のオファーもありそうだ」(芸能記者)

同書は話題になりそうだ。

© 株式会社ジェイプレス社