中上貴晶「改善の余地はあるが、初日としてはとても満足」/MotoGP第15戦アメリカズGP初日

 10月1日、2021年MotoGP第15戦アメリカズGP MotoGPクラスのフリー走行がアメリカのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は総合5番手に入った。

 アメリカズGPは2020年に新型コロナウイルス感染症の影響のため中止となっていたため2年ぶりの開催となる。

 金曜日の午前中は断続的に雨が降る天候で、フリー走行1回目はウエットコンディションとなった。中上は慎重な走りで2分18秒292の16番手となった。

 しかし、ドライコンディションとなったフリー走行2回目では、各チームともに一気にタイムが向上。セッション終盤の中上は、2分04秒612を記録し一時トップに浮上した。最終的には5番手まで順位を下げたものの、首位のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が記録した2分04秒164に迫る好走を見せた。

 前戦サンマリノGP後に行われた2日間のミサノ公式テストで中上はセットアップを進めることに成功。アメリカズGPの初日はテストの成果を感じさせるスタートとなった。

■LCRホンダ・イデミツ中上貴晶(FP1:16番手/FP2:5番手)
「今日はいい一日でした。FP1はウエットコンディションでしたが、午後のFP2はドライコンディションになり、違うコンディションのセッションを経験することができました。5番手で終えることができたので、いいスタートになりました。トラックにはたくさんのバンプがありましたが、マシンのフィーリングはとてもよかったです。もちろん改善の余地はありますが、初日としては、とても満足しています。引き続き前進していきたいです」

2021年MotoGP第15戦アメリカズGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第15戦アメリカズGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第15戦アメリカズGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第15戦アメリカズGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第15戦アメリカズGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

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