楽天・岸が1カ月ぶりとなる8勝目で2位・ロッテに2・5差「最高の1年にしたい」

8勝目をマークした岸(東スポWeb)

楽天・岸孝之投手(36)が2日のロッテ戦(楽天生命)に先発し6回打者23人に104球を投げ4安打1失点の好投。チームの6―1の勝利に貢献し8勝目(9敗)をマークした。これで3位・楽天は2位・ロッテとのゲーム差を2・5に縮めた。

立ち上がりからストレートの球威、変化球のキレ、制球とも申し分なく試合を作っていった岸。失点は4回、エチェバリアの適時打による1点のみで危なげなく味方のくれたリードを守り2番手・宋にバトンをつないだ。

岸はお立ち台で「チームの状況が状況だけにホッとしています。(ロッテには)自分自身もチームもやられているので何とか直接対決で勝って今後に望みをつなげたかった。これからも緊張感のある試合を皆さんに楽しんでもらいたい。最高の1年にしたいのでこれからも宜しくお願いします」とコメント。首位・オリックスまで4ゲーム差だが、まだ望みを捨てていない姿勢を強調していた。

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