【日本女子OP】4位スタートの渋野が75で急降下「自分に失望しながらも最後まで耐えた」

渋野日向子

女子ゴルフの国内メジャー「日本女子オープン」3日目(2日、栃木・烏山城CC=パー71)は、2日目が悪天候で中止となったため、第2ラウンド(R)が行われ、4位スタートの渋野日向子(22=サントリー)は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75と崩れ、通算1オーバーの33位で予選を突破した。

初日(9月30日)の好スタートを台無しにする第2Rだった。インスタートの10番でまさかの4パット。ダブルボギー発進とすると、続く11番もボギーとしてあっと間に〝貯金〟をはき出した。その後は18番で10メートルを沈めるビッグなパーセーブで会場を沸かせるが、バーディーをなかなか取れず、この日5つスコアを落とした後の7番パー4で取るにとどまった。

渋野は「スタート時点では少しでも上で終われるようにと思っていたけど、スタートから2ホール連続で落としてしまった。今日はこういう日なんだなと思って、あまり欲深くいくのはやめた方がいいかなという判断で、パー5は狙えるところは後半狙ったけど、無理して狙わなくていいなと思って刻む、そういう自分に失望しながらも何とか最後まで耐えたという感じです」と振り返った。

通算9アンダーで首位の西村優菜(21=スターツ)と10打差で迎える決勝ラウンド。「大たたきするときは、今日のようなゴルフをしないようにと毎回思うけど、今回も今日みたいなゴルフを二度としたくないと思うような内容だった。明日は切り替えて、なるべく良い位置で終われるように頑張りたい」と巻き返しを誓った。

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