巨人が緊急事態を継投で乗り切る 登板回避の山口に原監督「投げる状態になれなかった」

ファンの声援に手を挙げて応える巨人・原監督(東スポWeb)

巨人・原辰徳監督(63)が、緊急事態を全員野球で切り抜けた

2日のDeNA戦(東京ドーム)で先発予定の山口が右肘違和感で登板を急きょ回避。代役・畠を先発マウンドに送ると7投手の継投で5―4で逃げ切り2連勝を飾った。

首位・ヤクルトと5ゲーム差を維持した指揮官は「まあ、それぞれよく頑張ってくれたと思います」と救援陣を称えると、山口について「今日に関しては投げる状態にはなれなかったということですね。元気でマウンドに上ってくれることを願うばかりだけどね」と心配した。

山口の診断結果を受けた宮本投手チーフコーチは「抹消するかどうかは明日、俊の状況を見て。(違和感は)ひどくないということなので。登録するかどうかは分からないですけど(二軍から)井納を呼びます」と今後の見通しを明かした。

ルールにより山口は3日間は出場できない。5~7日のヤクルト3連戦(神宮)に間に合うかは状態次第となる。

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