元日紙面でたどる神奈川新聞130年 横浜で企画展 社員も見たことない資料も

創業時からの130年間の元日1面を展示。明治、大正時代は今とはまったく違うデザインで、来館者の目を引いていた=横浜市中区のニュースパーク(立石 祐志写す)

 神奈川新聞社の創業130周年を記念した企画展「ペンを止めるな! 神奈川新聞130年の歩み」と同時開催の企画展「神奈川新聞とJAXA宇宙飛行士野口聡一さん」が2日から、ニュースパーク(日本新聞博物館、横浜市中区)で始まった。神奈川新聞社と同館主催。12月26日まで。

 神奈川新聞社は1890(明治23)年に創業。当時は「横浜貿易新聞」という名称で、日本語日刊新聞の先駆け紙の一つとして、生糸貿易をはじめとする横浜商人に愛読された。

 創業時から130年間の元日1面を一挙展示するほか、社員もほとんど見たことがない原本数点も並ぶ。

© 株式会社神奈川新聞社