ブルージェイズ大勝 ゲレーロJr.が47号先制2ランを放つ

【オリオールズ1-10ブルージェイズ】@ロジャース・センター

逆転でのワイルドカード獲得に向けて負けられない戦いが続くブルージェイズは、1回表にブラディミール・ゲレーロJr.が先制の47号2ランを放つなど、3回までに7得点。5回表には3点を追加し、オリオールズに10対1で大勝した。この結果、ワイルドカード獲得の可能性は消滅せず、決着は明日のレギュラーシーズン最終戦に持ち込まれることに。ブルージェイズ先発のアレック・マノアが今季9勝目(2敗)をマークし、オリオールズ先発のジョン・ミーンズは今季9敗目(6勝)を喫した。

ブルージェイズは初回にゲレーロJr.の47号2ランとテオスカー・ヘルナンデスの32号ソロで3点を先制。2回表に1点を返されたが、2回裏にジョージ・スプリンガーが20号3ランを放ち、球団史上3度目となる「7人がシーズン20本塁打」を達成した。3回裏にサンティアゴ・エスピナルのタイムリー二塁打で1点を追加すると、5回裏にはボー・ビシェットの29号ソロとダニー・ジャンセンの11号2ランで3得点。この試合の5本を加えてチーム本塁打は258本となり、2010年の球団記録(257本)を塗り替えた。

13試合連続で本塁打が出ていなかったゲレーロJr.は初回に47号先制2ランを放つなど、5打数2安打2打点の活躍で勝利に貢献。22歳以下の選手としては1953年のエディ・マシューズ(ブレーブス)と並ぶシーズン最多本塁打記録となった。明日も快打を放ち、チームをポストシーズン進出に導くことができるか注目したい。

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