映画『恋い焦れ歌え』KAI役に"1000人から選ばれた"遠藤健慎が決定!

コミックを中心に配信する電子出版社の株式会社フューチャーコミックスは長編映画『恋い焦れ歌え』(2022年春公開予定)の物語のキーパーソンとして主人公の桐谷仁(稲葉友)を追い詰める孤高のラッパー「KAI」役に遠藤健慎が選ばれたことを発表。 2021年4月期 YTV・NTV 系 『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています 。 ~』 では、 デスク境(おいでやす小田)から説教されてばかりのイマドキな新入社員 甘地大和役でレギュラー出演、 6月には Hulu オリジナルドラマ 『悪魔とラブソング』 にもレギュラー出演するなど、 人気急上昇中の俳優・遠藤健慎。 本作では自身の特技であるラップを活かし、 迫力あるパフォーマンスで「KAI」を演じる。

またコミック版『恋い焦れ歌え~R.I.P.~』も10月9日(予定)よりコミックシーモア様にて1&2巻同時に先行配信スタート。 以降、 各電子書店で順次配信。 3巻以降は、 毎月1巻ずつ更新される全7巻想定。同コミックは稲葉友さん長編初主演の映画『恋い焦れ歌え』と世界観を同じとした作品で、 KAIなどの登場キャラクターも同じ。 しかしコミック版ではKAIの視点によって物語が描かれており、 登場人物の視点を変える事で、 より深く物語の世界を楽しめる作りになっている。 漫画を担当するのは、 ノワール作品で異彩を放つmiso先生。 心に深い傷を負った男たちを美しく、 そして儚く描いている。また、 作中のラップシーンは『戦極 MC BATTLE』『フリースタイルダンジョン』で知られ、 小説、 作詞、 コラム執筆でも活躍するハハノシキュウ氏が監修を担当。 本格的なラップ表現にも注目。

遠藤健慎コメント

「恋い焦れ歌え」にて、 KAI役を演じさせて頂きました遠藤健慎です。 熊坂監督とは今年の3月に出会い、 今回ご一緒させていただくのは2度目、 役者として何がしたいか...成人という一種のターニングポイントで、 これから先のことを悩んでいた僕は、 この作品に出会えたこと、 熊坂監督はじめ、 スタジオブルー・フューチャーコミックスの皆様と作品作りに携われたことを幸せに思うばかりです。 本作では、 主人公である仁を追い詰めていく役所になります。 その中で生まれる素直な感情を出していいものなのかという葛藤やカットごとに変わっていく自分の感覚に戸惑いながら、 稀に酔いしれたりもしてしまいながら何とかクランクアップまで漕ぎつきました。 思っているよりも下衆で汚い言葉も出てくるし、 固唾を飲み込んで見守るようなシーンも多々ありますが、 「汚くて美しい世界」を熊坂監督とカメラマンの南さんが作り上げてくださってます。 そして、 仁を演じてくださった稲葉友さんには感謝してもしきれません。 撮影に入る前のアクションやラップの練習から一緒に役作りの時間を共有し、 たくさんのアドバイスをくださり、 僕達だけにしか演じることのできない仁とKAIが生まれました。 稲葉さんがこの映画の座長を務めてくださり、 本当に良かったです。 最後に、 この映画ではラップをしています。 僕の学生時代から今に至るまで、 「HIPHOP」は圧倒的に僕の大部分を占めています。 そんなラップに少しでも皆さんの目に触れる部分で携われたことが幸せです。 監修してくださったハハノシキュウさん、 ありがとうございました。 できる全ては出してきました!どうかお時間があれば、 劇場でメッセージがつまりに詰まったこの映画を観てほしいと願うばかりです。 よろしくお願いします。

熊坂出監督コメント

遠藤さんは、 暴れん坊の子鹿のような役どころを見事に演じきってくださいました。 暗闇の中で、 巨大なスクリーンで、 是非、 遠藤健慎を体験して欲しいです。 miso先生の漫画もとても楽しみです。 僕の原作に囚われず、 自由に壊して創ってくださいとお願いしました。 「恋い焦れ歌え」、 漫画も映画もどうか宜しくお願い致します。

ハハノシキュウコメント

僕は過去にアイドルオタクがアイドルに愛を伝えるMCバトルを主催したことがあります。 参加者はもちろんラッパーではありません。 ラップ未経験の人間がステージで追い込まれ、 窮地に立たされ、 絞り出した言葉で観客をロックした瞬間を目撃しました。 あれは理屈を越えた感動でした。 ダサい言い方ですがマイクが光って見えました。 あの一瞬の輝きをフィクションの世界に閉じ込める、 そのお手伝いをすることが僕の仕事だと思い、 僭越ながら監修させていただきました。

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