3児の母の美人女優 業界の長時間労働に断固反対 意見発信で「世間から叩かれ、心を閉ざした」

女優のキャサリン・ハイグル(42)が、エンターテインメント業界で裏方として働く人達をサポートすることを誓った。2009年に「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」の撮影現場で、1日17時間の労働を強いられた事に対し声を上げていたキャサリンはその後、激しい反発を受けたものの、労働環境の疑惑に関する闘いで引き下がるつもりはないという。

シンガーである夫のジョシュ・ケリーとともに、ナンシーちゃん(12)、アデレードちゃん(9)、ジョシュアちゃん(4)の3人の子どもを育てるキャサリンは、インスタグラムでこう説明している。

「私はこれまで、人生の大小の節目をクルーたちと一緒に祝ってきました。最初の本物の恋、結婚、赤ちゃんの誕生。21歳になり、30歳になって、そして40歳。この何年もの間、一緒に仕事をしてきたクルーたちが、私を今の私にしてくれた、私の人生にとって重要な人達で家族のようなものです。これまでも、そしてこれからもずっと、私は彼らを支え応援していきます」

また、以前にこの問題について発言した際に反発を受けたことをこう振り返っている。

「10年以上前、私がクルーや俳優が制作のために長時間労働を強いられている事の不条理さを訴えていたのを覚えている人もいるでしょう。ダイアン・ソイヤーにもインタビューされましたが、彼女は『誰もあなたを気の毒に思っていませんよ』と不親切に教えてくれました」

「私は何年もの間、声を上げたことで世間から叩かれ、心を閉ざしてしまい、ユタ州の森の中に引きこもりました。自分に自信が持てず自分の価値に悩み、自分は間違っていると自分自身に確信させていました。意見を言うと、恩知らずとか裏切り者だと思われてしまう。自分はとても間違っていると」

しかしキャサリンは、正義のために戦い自分の考えを話すことを決意したそうで、「私は今声を大にして、迷いも後悔もなく言います。14時間、16時間、17時間、18時間の労働は危険で不健康です。許されるべきではありません」と続けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社