インディアンス 改名前のラストゲームを完封勝利で飾る

【インディアンス6-0レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

来季からガーディアンズに改名することが決まっているインディアンスは、先発のアーロン・シバーリが6回3安打無失点の好投を見せ、レンジャーズに6対0で快勝。インディアンスとして戦うラストゲームを完封勝利で飾った。好投したシバーリは今季12勝目(5敗)をマーク。レンジャーズ先発のデーン・ダニングは3回5安打4失点で今季10敗目(5勝)を喫した。

インディアンスは初回先頭のマイルズ・ストローがヒットと盗塁で無死2塁のチャンスを作り、アメッド・ロサリオのタイムリーで1点を先制。3回表はロサリオの四球とホゼ・ラミレスの二塁打で無死2・3塁とし、ダニングの暴投、ブラッドリー・ジマーのタイムリー、オスカー・メルカドのタイムリー二塁打で3点を追加した。5回表には張育成(チャン・ユーチェン)に9号2ランが飛び出し、6点をリード。シバーリら5人の継投でレンジャーズ打線を4安打に封じ、完封勝利を収めた。

2013年から昨季まで8シーズン連続で勝ち越していたインディアンスだが、今季は80勝82敗で9年ぶりの負け越し。インディアンスとして戦うラストイヤーはポストシーズンに進出することができなかった。インディアンスより長くシーズン勝ち越しを続けているのはヤンキース(1993年~)、カージナルス(2008年~)、ドジャース(2011年~)の3チームだけ。ガーディアンズとして再出発するチームは新たな黄金期を築くことができるだろうか。

© MLB Advanced Media, LP.