れいわ・山本太郎氏「ファーストの会」は小池都知事が〝首謀〟と唱える

会見したれいわ新選組の山本太郎代表(東スポWeb)

れいわ新選組の山本太郎代表(46)が4日、国会内で会見し、前日に国政進出を発表した「ファーストの会」への小池百合子都知事(69)の関与度合いについて、「グリップできていないワケないやん」と指摘した。

小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は次期衆院選で候補者の擁立意向を表明し、同党代表の荒木千陽都議(39)が代表を兼務する。小池氏の関与について、荒木氏は「小池知事は立候補しない」と出馬要請を行っていたとしたが、党名については事前に打ち合わせしたとも。

一方、小池氏は「都民ファーストの会の皆さんが何やら動いていることについて、関与、関知していません」と話していたことで、「荒木氏が勝手に進めて、暴走している」「荒木氏と小池氏がケンカしている」など永田町では、さまざまな憶測が飛び交っていた。

山本氏は「小池さんがグリップできてなくて、勝手に前に進んだ趣旨の内容が(ニュースで)書かれていたが、グリップできてないワケないやん。れいわ新選組じゃないのに。小池さんですよ。しっかりグリップしたうえで、駒を進めているのは間違いない」と小池氏が関与していないハズがないと指摘する。

続けて「ここに二階さん(俊博幹事長)が人を連れだしたり、国民民主党と合流したりとか、維新に幅を広げるかまではわかりませんが…」と山本氏は今後の状況次第で、〝小池劇場〟はいかようにでも変わっていくと予想した。

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