立憲民主党の枝野幸男代表(57)は4日、国会内で行われた衆参両院議員総会で、岸田新内閣に対し対決姿勢を鮮明にした。
この日、衆参本会議の首班指名選挙では岸田文雄首相(64)の次点に泣いたものの「総選挙を経て、その先の特別国会こそは、この首班指名で勝ちたい」と意気込みを語った。
同日発足した岸田新内閣については「表紙しか変わらない自公政権では、(新型コロナ)感染症から命と暮らしは守れない。長引く消費不況から、この国の経済を立ち直らせられない。隠蔽や改ざん、説明しない政治を、まっとうな政治に変えることはできません」と批判した。
枝野氏は先月30日、れいわ新選組の山本太郎代表(46)と初めて党首会談を行い、衆院選(19日公示、31日投開票)で自公政権を倒し新しい政治を実現するため、協力して戦うことで合意している。
「山本氏が立民と一緒に戦うことになったのは、選挙戦のプラス材料でしかありません。無党派層へのアピールにつながります」(立民関係者)
衆院選で政権交代はあるのか。