【日本女子OP】勝みなみがメジャー初V 「勝てて、ほんっとにうれしいです」

メジャー初優勝に笑顔の勝みなみ(東スポWeb)

女子ゴルフの国内メジャー「日本女子オープン」最終日(4日、栃木・烏山城CC=パー71)、首位から出た勝みなみ(23=明治安田生命)が6バーディー、1ボギーの66で回り、通算14アンダーでメジャー初優勝(ツアー通算6勝目)を飾った。

2位に6打差をつける圧勝だった。1、2番で3メートルの微妙なパットを沈めてパーとすると、流れをつかんだ。3番で初バーディーが来ると、その後は5つのバーディーを奪取して、序盤は食らいつかれたものの、同じ最終組で回った西郷真央(19=大東建託)に付け入るスキを与えなかった。渋野日向子(22=サントリー)には「かっちゃんだけ違うコースで回っていると思う」と言わしめた。

勝は優勝インタビューで「今年はメジャー大会を勝ちたい、という目標を立ててやっていた。勝ててほんっとに本当にうれしいです。最終日最終組は経験上、あまりスコアを伸ばせないことが多かったので、粘りのゴルフをしっかりして、取れるところは取ってというゴルフで、上位を目指そうと思っていたんですけど結構、バーディーが取れていたので、そのまま勢いに乗れたかなというゴルフでした」と喜び語った。

かねてメジャー優勝の複数年シードゲットで米ツアー挑戦を公言。ようやく実現したことで改めて「米国に行く方向で考えている」。来年の受験を予定しており、期限までに米ツアー最終予選会から参加できる世界ランキング75位以上を目指していく。

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