きょう5日(火)も東日本や西日本では気温が30℃前後まで上がり、半袖の暑さが続きそうだ。
一方、北海道や東北北部はあまり気温が上がらず、涼しくなる見込み。
また、東北は午後を中心に広く雨となり、局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがある。
東・西日本は10月らしくない暑さ続く
きのうは全国の88地点で10月としては観測史上最も高い気温を記録したが、きょうも東・西日本では季節外れの暑さが続く。
最高気温は30℃前後の所が多く、半袖で過ごせる陽気となりそうだ。
特に気温が高くなりそうなのは日田(大分)で33℃、石垣島、久留米(福岡)、佐賀、熊本で32℃、富山、舞鶴(京都)、鳥取、山口、鹿児島などで31℃。
前線南下で東北中心に傘の出番
きょうも全国的には晴れる所が多く、関東から西では日差しが多くなりそうだ。
ただ、一方で、きのう北海道に雨を降らせた前線が南下してくるため、東北や北陸の一部で天気が崩れる見込み。前線上を低気圧が進んでくる午後ほど、雨の範囲が広くなりそうだ。
特に夕方以降は局地的に雷を伴って激しく降り、大雨になるおそれがある。土砂災害や河川の増水、低地の浸水、落雷、突風などに注意が必要だ。
(気象予報士・多胡安那)