コロナ助成金を不正受給 宇都宮の食品製造業社長が2900万円

 栃木労働局は4日、宇都宮市の食品製造業の社長が、新型コロナウイルス禍に関する国の緊急雇用安定助成金約2900万円を不正に受給したと発表した。同社は食品製造の実態もなかった。

 労働局によると、社長は2020年4~9月中旬にかけ、6回にわたり2925万7200円を不正に受け取った。

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