故湯川秀樹博士旧宅、長谷工コーポレーションが京都大学へ寄付

1949年、日本人として初めてノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士。博士が晩年を過ごした京都・下鴨神社近くの旧宅について、親族から引き渡しを受けた株式会社長谷工コーポレーションが取得・整備のうえ、京都大学へ寄付することが決まった。

この寄付は、博士の功績・足跡を後世に伝え、これからの日本の科学・技術・芸術の発展、人材育成のための施設として有効に活用していきたいという京都大学の考えに長谷工コーポレーションが賛同したことで、決定された。

また、今回の寄付活動に世界的建築家の安藤忠雄氏も賛同し、安藤忠雄建築研究所にて改築設計を担当することとなった。なお、施工については、2020年長谷工グループに入り、木造戸建住宅・リフォーム事業を主力とする株式会社細田工務店が手掛ける予定となっている。

参考:

【京都大学】「湯川秀樹旧宅」が本学に寄附されました

© 大学ジャーナルオンライン