イギリス最高峰の音楽賞、マーキュリー・プライズにノミネート中のサックス奏者/コンポーザー、ヌバイア・ガルシアがリミックスALから「Pace (Moses Boyd Remix)」リリース

イギリス最高峰の音楽賞、マーキュリー・プライズにノミネート中のサックス奏者/コンポーザー、ヌバイア・ガルシアが10月22日リリースするリミックス・アルバム『SOURCE ⧺ WE MOVE』からの新シングル「Pace (Moses Boyd Remix)」を公開している。

<動画:Nuby Garcia - Pace (Moses Boyd Remix)> 

今リミックス・シングルは昨年のマーキュリー・プライズにノミネートされたドラマー、プロデューサー、モーゼス・ボイドがリミックスを手掛けたドラムンベース・トラック。

「モーゼス・ボイドが『Pace』を再解釈することで、彼のプロデューサー、ドラマーとしてのスキルが前面に押し出され、同時に彼の音楽性が発揮されている。友人であり同僚でもある彼とコラボできることにワクワクしています!」とヌバイア・ガルシアはコメントしている。

リミックス・アルバム『SOURCE ⧺ WE MOVE』はオリジナル・アルバム『SOURCE』が持つ刺激的な音楽性とジャズや様々な音楽の融合を維持しつつ、よりビートの効いたエレクトロニックな方向へと再構築している。本作のリミキサーとして、西ロンドンのクロスオーヴァー・シーンの重鎮、カイディー・テイタム、現代のニーナ・シモンとも称されるBrainfeeder所属のシンガー/プロデューサー、ジョージア・アン・マルドロウ、ペルー出身のプロデューサー/DJデュオ、デング・デング・デング、ソロ・アーティストとしても活躍するジャズ・バンド、ブッチャー・ブラウンのキーボーディスト、DJハリソン、更にはジャイルス・ピーターソンやフローティング・ポインツからの熱い支持を受けるUK新世代ジャズ・ドラマー/プロデューサー、モーゼス・ボイドなど多彩なアーティストが参加している。

昨年リリースしたスタジオ・アルバム『SOURCE』がイギリス最高峰の音楽賞と言われるマーキュリー・プライズにノミネートされているヌバイア・ガルシアは、今年9月9日に行われる同賞の受賞セレモニーにてパフォーマンスを行うことが決まっている。

■作品情報

アーティスト名:Nubya Garcia (ヌバイア・ガルシア) 
タイトル:SOURCE ⧺ WE MOVE (ソース⧺ウィ・ムーヴ)

▼Nubya Garcia/ La Cumbia Me Está Llamando [Feat. La Perla] (Kaidi Tatham Remix)→jazz.lnk.to/NubyaGarcia_LacumbiaPR

▼Nubya Garcia/ Pace (Moses Boyd Remix)→NubyaGarcia.lnk.to/Pace_MBRemixPR

(トラックリスト)
1.La Cumbia Me Está Llamando feat. La Perla (Kaidi Tatham remix)
2.Together Is A Beautiful Place To Be (Nala Sinephro remix)
3.The Message Continues (DJ Harrison remix)
4.Inner Game (Blvck Spvde remix)
5.Boundless Beings (Georgia Anne Muldrow remix)
6.Stand With Each Other (KeiyaA remix)
7.La Cumbia Me Está Llamando feat. La Perla (Suricata remix)
8.Source (Dengue Dengue Dengue remix)
9.Pace (Moses Boyd remix)

■バイオグラフィー

ロンドンを拠点に活動する受賞歴のあるサックス/フルート奏者/作曲家。

ロンドン北部で生まれ育ったヌバイア・ガルシアは、10代後半にトゥモローズ・ウォリアーズに参加する前にカムデン・ミュージックで音楽教育を受け、トリニティ・ラバン・コンセルヴァトワール・オブ・ミュージックでトレーニングを修了。ロンドンを中心に小さなギグや即興のジャズ・セッションに出演し、観客を増やし、やがて自身のショーでヘッドラインを務めるようになる。

ガルシアは、いくつかのグループ・プロジェクトのメンバーとしても活動している。彼女は集合的にセプテット・NÉRIJAを結成し、後にジェイク・ロングが率いる六重奏団MAISHA、そしてTHEON CROSS TRIOに参加。

2017年のデビュー・アルバム『NUBYA'S 5IVE』は、The Vinyl Factoryから「別格だ!」と称賛され、EP『WHEN WE ARE』(2018年)では、タイトル曲がNPRの2018年ベスト・ソングの1曲に選ばれるなど高評価を得た。

また同年、Jazz FM 「Breakthrough Act」賞とSky Arts Award 「Breakthrough Act」賞を、2019年にはJazz FM 「UK Jazz Act of the Year」を受賞。

2020年にアルバム『SOURCE』をリリースするとUSウェブ・メディア、ピッチフォークにて「Best New Music」、更にRolling Stone誌で「Album of the Month」を獲得するなど音楽媒体から絶賛を受ける。

2021年にはDownbeat「Rising Star Award, Tenor Saxophone」を受賞、更にParliamentary Jazz Award「Jazz Instrumentalist of the Year」を受賞、Jazz Journalist Award「Up & Coming Musician of the Year」にもノミネート。

アルバム『SOURCE』はイギリス最高峰の音楽賞と言われるマーキュリー・プライズにノミネートされています。

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