まん丸掘削機、愛称「ほりまる」に 東日本高速の横浜トンネル工事

愛称「ほりまる」を考案した川上さん親子とシールドマシン

 東日本高速道路横浜工事事務所は、横浜市栄区の横浜環状南線・公田笠間トンネルを掘削するシールドマシンの愛称を「ほりまる」に決定した。

 愛称は、トンネル周辺の小学生に呼び掛け、寄せられた102作品の中から同市立笠間小5年川上桃さんの案が選ばれた。「ほりまる」は直径約15メートルで、全長約1.7キロのトンネルを上下線片側ずつ掘削する。

 2日に現地で開かれた命名式で、川上さんは「マシンの形がまん丸で、かわいらしい名前にした。トンネルができるのが待ち遠しい」とにっこり。別井智行工事長は「住宅街や環状4号線の地下を安全に掘削するため、さまざまなデータをモニタリングし、細心の注意を払って24時間体制で作業を進めたい」と話した。

 同線は2025年度の開通を目指している。

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