スペイン1部バルセロナの次期監督としてオランダ1部の名門アヤックスを率いるエリック・テンハフ監督(51)が内定したと現地メディアが報じた。
低迷によりロナルド・クーマン監督の去就問題に発展しているバルセロナ。次期監督には様々な有力候補が浮上しているが、スペイン・カタルーニャ地方のメディア「エル・ナシオナル」は「ジョアン・ラポルタ会長と取締役会は、シーズン終了後に次の監督としてエリック・テンハフを選んだ」と今季終了後にオランダの名将を招へいすることを決定したと報じた。
「オランダ人監督は、彼の攻撃的な提案や若い才能へのコミットメントのためにバルセロナのチームや取締役会が最も好きなタイプだ。すべては彼がクーマンの後任になることを示している」と実績や手腕に加え、その戦術がバルセロナのスタイルに合致している点を指摘した。
テンハフ監督は2023年夏までアヤックスとの契約が残っているが「エリックもその気で環境を変えてバルセロナの新監督を望んでいる。ラポルタ会長はサインしようとするだろう」と違約金を支払ってでも招へいする方針のようだ。
世界屈指の名門の危機をオランダの名将が救うことになるのか大きな注目が集まる。