“すべての子どもたちにヤギミルクを” 乳製品増産のための「社会主義競争」

朝鮮で乳製品増産のための「社会主義競争」が展開されている。労働新聞などの国内メディアが伝えている。

6月に開かれた朝鮮労働党中央委員会第8期第3回総会では、育児政策の改善強化が討議され、国家が費用を全額負担するかたちで全国の子供たちに乳製品をはじめとする栄養食品を正常供給することが決まった。

これまでは国内で生産された豆乳が子どもたちに供給されてきた。今後は、ヤギのミルクを基本にして様々な乳製品が供給されるとみられる。

各地で飼育するヤギを増やしている。(C)朝鮮新報

各地で飼育するヤギを増やし、乳加工品を生産する工場では品質向上のための努力が続けられている。

労働新聞は、今回の「社会主義競争」が「おいしくて栄養価の高い乳製品を増産し、子どもたちへの供給計画を超過達成することが目標」だと伝えている。

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