【新型コロナ】横浜で30代男性ら4人死亡、20人感染 コールセンターでクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は5日、30代~90代の男性4人の死亡と、10歳未満~80代の男女20人の感染が確認されたと発表した。中等症1人、軽症18人、無症状1人で、うち11人の感染経路が不明。

 市によると、亡くなった30代男性は呼吸苦やせきなどの症状があったことから、9月29日に病院を受診して陽性と判明し、入院。10月2日に亡くなった。肝硬変の基礎疾患があったという。

 70代男性は発熱などの症状があったことから、診療所を受診し、7月30日に陽性と判明。自宅療養していたが、呼吸苦の症状があり、8月1日に入院した。9月7日に亡くなった。

 別の70代男性は倦怠(けんたい)感などの症状があったため、病院を受診し、同日に陽性と判明。12日に亡くなった。

 90代男性は発熱などの症状があり、8月23日に病院を受診し、陽性と判明。自宅療養していたが、呼吸苦の症状があったことから29日に入院し、9月5日に亡くなった。

 市は8人の感染が判明した市内民間事業所のコールセンターについて、新たなクラスター(感染者集団)と認定した。

 また、10月1日に発表した患者の区別発生状況について、市は6044人としていた港北区の患者数を6133人、3610人としていた市外の患者数を3521人にそれぞれ訂正した。集計の誤りが原因という。

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