4日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』（TBSラジオ）で、タレントの伊集院光が先輩らしい格好良いさりげなさで、空気階段のキングオブコント優勝を祝福しようとしたが、銀杏BOYZ・峯田和伸がサプライズ登場をするのを発見し、断念したエピソードを語った。
番組では、同局の前の時間枠番組が、空気階段の『空気階段の踊り場』だったということで、２日に行われた「キングオブコント2021」の優勝コンビである空気階段のふたりを、伊集院が祝福しに行こうとした話をした。
伊集院は「用意を早めに済ましてさ、ちょっと俺、45分ぐらい、『ちょっと…』っていなくなってたじゃん。空気階段にさ、CMの間にちょっと入って『おめでとう』なんつってさ、カッコイイ先輩みたいなさ。なんかあんじゃん、わざわざ楽屋を訪ねてとかじゃなくて、CMの間にちょっとだけ『あ、おめでとう！ 見たよ。メガトンパンチマン、面白かったね』って、そういう感じでさ」とCM中にさりげなく登場することを狙ったそうで「『俺も生あるから！』なんつって、さりげなく出ようと思って行ったんだ」と去り際まで考えていたと明かしたのだった。
しかしCMが短くタイミングが合わなかったそうで、伊集院は「なんつうのかな、『別に来てませんけど』みたいな感じで前を（笑）、通り過ぎて」と話し、「局内に流れているオンエア聞きながら、次のCMのタイミングでいこうと思って、近づいたり遠ざかったりとかしてたんだけどさ」とタイミングを伺っていたと語った。
次のCMの際、スタジオに入ろうとしたところ、今度はスタジオ内の仕切り近くで、ギターのようなものを持ちながら、なにかゴソゴソやっている人を発見したという。実はそれはサプライズ登場予定だった、峯田だったそうで「銀杏BOYZの峯田さんで、あの、『ワーッ！』ってなっちゃってるわけ。それで（笑）、『これは相当お呼びじゃないな…』っていう。もう感動に包まれてるのわかるのよ」と余計に登場のタイミングを見失ったようで、「峯田さんが、はけたところでおめでとうでもない。俺が一番恐れてた、『有名になったら親戚増える』ぐらいの感じの。キングオブコントきっかけで、『前から知ってます』みたいな空気を出してくる人、そのものになってるわけ。で、すごすご帰ってきて、『伊集院さん、トイレ長かったですね』『うーん…』なんつってたんだけど（笑）」と相手の功績に便乗して来た人物になることを避けたと明かし、笑いを誘った。
なお、空気階段は番組で曲紹介をしている合間に挨拶にきたそうで、訪問するつもりが、逆に訪問を受けた伊集院は「ガッチガチだよ、こっち（笑）。タイトルホルダーだから、向こうは『あ！ こ、こ、これからもよろしくね…』って、声裏返って。アイツ、俺のウンコ漏らすネタパクったくせにさ」と話しスタジオは爆笑となったのだった。
