川崎市長選、31日投開票に後ろ倒し 衆院選と同日選に変更

川崎市役所

 岸田文雄首相が4日表明した次期衆院選の日程(19日公示、31日投開票)を受け、川崎市選挙管理委員会は5日、臨時委員会を開き、川崎市長選の告示日を当初予定から1週間後ろ倒して17日とし、投開票日を衆院選と同日の31日に変更することを決めた。市議補選(幸区)の投開票日も31日とした。

 同市長選は前回(2017年10月)、衆院の解散により初めて衆院選と同日選挙を実施した。衆院選との同日選は2回連続となる。

 市選管は5月、市長選の日程を10月10日告示、同24日投開票と決定。一方、選管は当初から「衆院選の日程によっては変更の可能性がある」としており、衆院の任期満了が今月21日と迫る中、同日選にできるかに注目が集まっていた。

 市によると、衆院選と市長選を同日に実施すれば1億円のコスト削減となるほか、相乗効果で投票率のアップも期待できるという。

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