コロナ禍で生き残る店「やきとんユカちゃん」はなにが凄いのか!? 「一緒に飲みたくない客は断れ!」発売!

新型コロナウィルス感染症の世界的流行が起き、 緊急事態宣言などの影響で、 目に見えて、 多くの飲食店は経営に大打撃を受けていた。 そんな大変な中、 各局のニュース番組で「飲食店の状況」について取材に真摯に応える女性店主が居た。 「やきとんユカちゃん」店主の藤嶋由香。 藤嶋は、 当時を振り返り、 状況を知ることに精一杯で、 いざ緊急事態宣言が出ても協力金は振り込まれない、 銀行の融資もおりないといった中、 家賃や従業員の給料、 仕入れと固定費は当たり前のように引き落とされて、 売上げは例年の9割減、 周囲の飲食店も途方に暮れていた と言う。 その後は、 新橋界隈のお店を幾つか束ねて、 自粛を破り、 営業を続けることになった。 藤嶋は、 苦しい状況下であっても、 「私たちが信じている 味とサービスと価格 というこの3つをしっかり貫いていけば、 お客様は必ずついてきてくださるということ」 を身をもって感じたそう。 この信念を貫ける経営力やリーダーシップは、 単に、 ニュース番組でコメントを求められる姿からは、 くみ取れない、 藤嶋が歩んできた多くのビジネス経験にあった。 この コロナ禍を生き抜いた「やきとんユカちゃん」の物語 は、 飲食業界のみならず、 さまざまなビジネスに携わるみなさんの大きな指針となる。 誰にでも起こり得るビジネス危機を乗り越えるには。ヒントが欲しいと思っている方にこそ読んで頂きたい1冊。

目次

●まえがき:不況下でも行列ができる居酒屋の秘密 ●第1章:もし日本から飲みニケーションがなくなったら? 史上最低の居酒屋大崩壊時代 「会話するな」「席を減らせ」で売上激減 「良い店」だけが生き残ればいい その閑古鳥、 「コロナのせい」だと思ってない? ●第2章:生き残るお店は何をやっているのか? 生き残るお店のキーワードは「感動」 「え? この量でこの値段?」と言わせる 地元スナック化戦略―「女将・大将」に会いたくなる秘訣 経営者が現場に立つことが大切 回転率を上げる「愛想の良い図々しさ」 ●第3章:やきとんユカちゃんのファンマーケティング 店員から「ありがとう」と言ってはいけない 流行る店の放送「常連さん8割、 ご新規さん2割」 やってはいけないグルメサイトの使い方 活気のある店、 うるさい店の違いとは? 1分に1回、 360度店内を常に見渡す ●第4章:不況のときに出店した店は潰れない 居酒屋は作る前から流行るかどうかが決まっている 不況時こそ「居酒屋」が最強である理由とは? ありえないくらい良い物件がゴロゴロある時代 今なら「個性的なコンセプト」で勝負できる ●第5章:たった1つの「特別」でお客さんはやってくる 最強コンセプトは「今ここでしか食べられない」 流行る店の味、 サービス、 値段の作り方 テーブルのゴミを回収するだけでお客さんの気持ちは3倍晴れる 感謝と謝罪は三度伝えよう ●第6章:もしも店長が勝手に店を閉めたら? 社員にいかに危機意識を持たせるか? 「常連獲得」はチームワークが9割 グラスの氷が「カラン」となるのを聞き逃すな 店が暇なときこそ「立ち方」を見られている ●第7章:1日1回、 心を裸にしてください 夫を立てたら1店舗が4店舗になった 居酒屋には人生を変える出会いが待っている

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