越後・謙信SAKEまつり 「ミニSAKEまつり」を実施 宇喜世駐車場 物販や試飲会 実行委が発表

 越後・謙信SAKEまつり実行委員会(竹田成典実行委員長)は23、24の両日に開く同まつりの実施内容を発表した。当日は上越市仲町3の「百年料亭 宇喜世」駐車場を会場に、上越地域の酒蔵および一般事業者による物販の他、試飲会を実施する。

 5日、上越市土橋の市民プラザで、竹田実行委員長と企画運営部の武田明則部会長が出席し会見を開いた。

SAKEまつりの実施内容を説明する竹田実行委員長(左)

 イベント名は「ミニ越後・謙信SAKEまつり2021」。新型コロナウイルス感染症対策として例年より規模を縮小して開く。仲町での実施理由は感染症対策のしやすさ、また消費が落ち込んでいる夜の飲食店街を支援するためとした。

 会場では、まつり限定酒の「車懸」を含む16銘柄の酒の販売、テークアウトを中心に25店舗が物販を行う。会場内での飲食は禁止とする。試飲会は専用エリアを設け、オンライン予約した人だけが入場可能。ただし、現在新潟県が発令している「警報」が9日時点で解除されなかった場合は中止する。

◇23日~11月22日 「月間」で企画展開

 23日から11月22日までの「SAKEまつり月間」は、地元経済を盛り上げるためにさまざまな企画を展開。本町商店街、仲町の飲食店10店で「SAKEまつり限定飲み比べセット」や、日本酒に合う料理を提供する。また県酒造組合高田支部が、新たにSAKEまつり限定のブレンド酒を商品化。上越地域14蔵の日本酒をブレンドし「総がかり」と名付け販売する。

 他に高田本町商店街と連携した商品開発や、東京・渋谷の特設会場での地酒の販売などを展開する。

 竹田実行委員長は「ファンの方に楽しんでもらえるよう、いいお酒を提供したい」と意気込みを語った。

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