歌もダンスも登場しない インド製アクション映画「囚人ディリ」公開決定

インドで大ヒットを記録したアクション映画「囚人ディリ」が、11月19日より劇場公開されることが決まった。

「囚人ディリ」は、10年の刑期から出所してすぐに関係のない事件に巻き込まれながらも、持ち前の純粋な正義感で数々のピンチに立ち向かうディリを主人公にしたアクション映画。麻薬組織の報復で次々と警官が倒れる中、特殊部隊の隊長ビジョイだけが難を逃れる。倒れた仲間たちを救うには、5時間以内に遠く離れた警察の保養地に向かう必要があった。タイムリミットが迫る中、ビジョイが頼れるのは拘留中の謎の男・ディリだけ。猛追する暴徒たちの攻撃をかわしながら、トラックで病院をめざすビジョイとディリ。一方で警察本部には、麻薬奪還を狙う組織の大群が迫る。

事件に巻き込まれた男と凶悪な麻薬組織の一夜の戦いを描く硬派なサクション映画である本作は、インド映画におなじみのダンスシーンはなく、派手な楽曲や美麗なヒロインも登場しない。息詰まる攻防戦を描きながら、潜入捜査のサスペンスや、極限状況におかれた男たちの確執と絆のドラマを盛り込んだ作品となっている。

公開されたポスタービジュアルでは、片手に手錠を下げて炎をバックに堂々と仁王立ちをするディリの姿が大きく捉えられている。そこに「その魂に、手錠はかけられない。」のコピーが大きく描かれ、本作の熱量を表現したものとなっている。

【作品情報】
囚人ディリ
2021年11月19日(金)より新宿ピカデリー他 全国順次ロードショー
配給:SPACEBOX
©Dream Warrior Pictures ©Vivekananda Pictures

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