「燕三条ものづくりメッセ2021」が燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市)で21日・22日に開催

燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市)で21日から22日にかけて、日本海側最大級の工業系見本市「燕三条ものづくりメッセ2021」が開催される。8回目を迎える今回は、従来の対面型に加えてオンラインでも商談ができる環境を整備したハイブリッド型展示会として開催し、燕三条地域を中心とした115社・団体が出展する。

今回の開催では、会場スタッフとweb閲覧者を繋ぐなど、オンライン商談のサポートを強化。スタッフが会場内を巡回し、web上にリアルタイムで配信も行う。また、検索キーワードからAIが希望に合う企業をリストアップするサービスも注目だ。

なお新型コロナウイルス感染対策のため、入場にはweb上での来場登録とQRコード発行が必要。当日はQRコードをかざすだけで、非接触での入場が可能になるという。また、混雑状況や会場内の二酸化炭素濃度をweb上に公開する。

会期中21日には、アルム株式会社の平山京幸代表取締役による「世界初の製造AI『アルムコード1』開発秘話」、22日には、一般社団法人溶接学会東部支部と公益社団法人日本材料学会北信越支部の共催による「溶接の効率化、高品質化」をテーマにした講演会が開催される。

さらに、22日には「三条市立大学の学生が見た燕三条のものづくり」をテーマにしたパネルディスカッションも開催。同大学のアハメド・シャハリアル学長と学生2人、株式会社ワンロード(新潟県三条市)の井上正栄代表取締役、株式会社武田金型製作所(新潟県燕市)武田修一 代表取締役がパネリスト、株式会社MGNET(同)の福田恭子ディレクターがファシリテーターとして出席する。

【関連リンク】
燕三条ものづくりメッセ 2021 公式webサイト

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