バルセロナのCVC契約反対はレアルの陰謀⁉︎ ラ・リーガ会長「最初は賛成していたが…」

 ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、バルセロナがCVCキャピタル・パートナーズ(CVC)の資金調達に反対したバルセロナには、背景にレアル・マドリードの陰謀があったと自身の見解を述べた。

 今シーズン開幕前に、ラ・リーガはCVCとの戦略的合意を発表。各クラブに資金が分配され、バルサも2億7000万ユーロ(約350億円)を受け取る手筈だったが、複雑な構造が誤解を招く恐れがあるとして融資を拒否した。テバス会長はスペイン『コペ』の番組『エル・パルティダソ』で、バルサは当初CVCからの資金調達に合意していたと語り、反対した背景にはペレス会長が関わっていると語っている。

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メッシとCVCの契約
「ラポルタの家で食事をした時、彼はCVCの契約に賛成していた。それがメッシの契約更新のきっかけになったかは分からないが、後になってCVCの件を早められないかと電話があったんだ。“メッシがナーバスになっているから”と。私は彼に、これが公表されたらフロレンティーノは阻止しようとするだろうと言った。だが、“いや、私には個性がある”と主張していたよ。

フロレンティーノ・ペレス、スーパーリーグ
「フロレンティーノと仲直り?そんな事は知らないよ。私たちは、異なる2つのプロサッカーに対するビジョンを持っているから、目を合わせるのは不可能だ。スーパーリーグは議論の対象ではないし、ビッグクラブが国内や海外のサッカーを支配しければならないと言うこともない。私はスーパーリーグ成功のチャンスを与えてない。イングランドは間違いだったと気づき、ドイツもそうした。スーパーリーグは死んだも当然だ」。

テバス会長がバルサのCVC契約反対の背景に言及 Photo Pablo Cuadra

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