〝阿部塾〟で打撃開眼なるか。巨人の小林誠司捕手(32)が6日のヤクルト戦(神宮)前に、阿部慎之助作戦コーチ(42)からマンツーマンでの打撃指導を受けた。
小林は前日の同カードに先発出場するも、1打席目で凡打に終わり、これで9月23日の広島戦(マツダ)以来、18打席連続無安打。打率も1割ちょうど(70打数7安打)となるなど、長いトンネルから抜け出せずにいる。
そんな現状を打開するべく、阿部コーチは付きっ切りで打撃指導。バットの出し方から腰の使い方まで指導し、フリー打撃の際には順番が終わるたびにアドバイスを送るなど、小林の打撃練習が終わるまで〝阿部塾〟が行われた。
守備では自慢の強肩で何度もチームの危機を救っているだけに、打撃でも存在感を発揮したいところだ。